開業をご検討の方へ(リスクについての説明)
~ 経営リスク急上昇!のコインランドリー ~
 
警 鐘
ちょっと待って! いまからやって大丈夫?
ますます儲からなくなっているコインランドリー経営!
 
アパマン、太陽光などの投資ブームの次に到来した「コインランドリー投資」
数年前からバブルとなって久しいのですが、
その増殖スピードたるや、本来10年かけて増えるほどの店舗数が、
たった3~4年で隅々まで行き渡ってしまっているような状態です
 
それなのに「コインランドリーって儲かるらしいね!」
と、メーカーの事業説明会をそのまま鵜呑みにして
弊社に連絡をくださる開業希望の方が後を絶ちません
 
確かに繁盛しそうな物件や、地主として物件をお持ちの方もいらっしゃるでしょう
しかし、10年前ならいざ知らず、今から新規にスタートでは
儲かるどころか損する可能性が高いですよ、とお伝えしています
 
弊社にも毎週、開業希望のご連絡を頂戴しておりますが、
開業リスクを説明すると
殆どの方が開業を見送りされます。
加盟金や保証金、ロイヤリティなど一切不要という弊社FCのボーテ方式をもってしても
よほどの節税が可能なケースを除き、事業としての旨味がなくなりつつあります
 
では何故儲からなくなったのか?
ここ数年で急激に儲からなくなった当たり前の理由
 
以下にまとめてみました
是非お目通しのうえ、それでも開業に興味をお持ちの方は、
【フランチャイズ加盟】のページへお進みください
 
 
原因1 開業コストの急上昇
 
毎年全国で頻発する水害や震災により建築コストがどんどん高騰しています
建材や資材だけでなく、
団塊世代の引退による人手不足により、人件費も高騰しており
ここ10年で、建築や改装工事の総コストが約20%以上も高くなっています
これはそのまま最終利益減に跳ね返ってきております
 
 
原因2 たった5年で消費税が倍増、
でも利用料金は値上げできない業界
 
消費したら税金を取りますよ、という消費税
実質、消費へのペナルティーでもあるわけですが、
2014年3月まで5%だった消費税が、
わずか5年後には10%となっております
 
内税のコインランドリーでは、
月商100万あっても税抜きでは90万円となります
 
さらに、競争に欠かせないチャージ型カードは、
殆どのボーテ店舗で導入しておりますが
チャージ毎に10%オマケしたり、
利用するたびに利用料金の2%をカードに付与しています
つまり ボーテカード利用客には12%もオマケ しています
 
ということは売上のうち半分がカードなので、
オマケ分6%のコストも経費と見込んでおかないといけません
しかもチャージして「当たり」がでると更に100円分オマケもしています
このようにボーテ店舗はオマケやサービスばかりしていますので
お客様からの人気はそれなりに頂けております
 
しかし店舗側は大変です 
売上管理画面で稼働売上は100万と表示されていても、
税別だと90万円で
そこからオマケ費用6%を差し引くため
実質 84万しか粗利が残らない
ということになります
 
この状態でも厳しいのですが、
ここから通常の経費が引かれていきます
 
開業後には、電気・ガス・水道・通信費他といった
ランニングコストが約30%は必要です
もちろんそれらにも消費税がしっかり10%かかりますので
結構ダブルパンチです(還付はありますが..)
 
さらに将来的に
ランニングコストである水道代も値上がりが確実視されています
追い打ちをかけるように、盗難や両替機荒らし、
台風などによる看板の破損といった
自然災害も増加の一途であり 
連動して店舗の火災保険費用も毎年大幅に上昇しています
 
10年前に開業したオーナーに比べますと
開業前から大幅に利益見通しが厳しくなっております
まず競合店云々の前に、この「事実」が深刻です
 
じゃ利用料金を値上げすれば良いのでは?
という話もありますが、そう簡単にできませんよね。
なにせ競合店を気にして
 
40年ずっと乾燥10分100円でやっている
 
不思議な業界なんです
それどころか、むしろ競争激化で
乾燥時間を延長して15分100円に
値下げする店舗も多々あります
 
ボーテでも、激戦区の場合は仕方なく
開業時から乾燥15分100円の設定で
オープンする店舗もあります
 
 
 
原因3 短期間で競合店が驚異的に増えている
 
何を言ってもこれが最大の原因ではないでしょうか
上記の原因1と2に加えて、競合店が激増しています
他の業界同様、このコインランドリー業界も同じ道を辿って
スーパーレッドオーシャン化しています
 
仮の話ですが
月商150万の凄いコインランドリー「A」という店があったとしましょう
この店はいつもお客さんで溢れています
 
ここの特徴はスタッフ常駐の有人接客であり、
好評ではあるものの、
以下の経費かかっていたらどうでしょう?
 
洗剤や水道光熱費が50万(売上の30%)
人件費20万
賃料が30万
さらに減価償却費と火災保険や税金などで30~40万
 
損益分岐点が130万前後になっています
ロイヤリティがあれば、なお負担増です
(実際こんな店はなかなか無いでしょうが・・・)
 
この場合、
150万も売り上げているから素晴らしい店舗ですね!
とはなりませんよね、当然
これはリスクが相当高い店舗だ、となりますよね
でも周りからは繁盛して儲かっているようにしか見えません
 
しばらくして、やはり競合店ができてしまいました
最新型の競合店「B」が数百メートル以内にオープンしました
「A」店は売上が約3割も下がってしまいました
 
つまり翌月から、「A」店の売上は
損益分岐点を下回ります
運が良くてもトントンです
オーナーは心配になるでしょう
 
さらにもうひとつ、
反対方向で数百メートル離れたところに、
似たような競合店「C」店ができてしまったら
どうなるでしょうか?
 
以前から繁盛していたA店を目にしており
自分も是非開業したいと思っていたかもしれません
しかも「C」店は地主であり賃料ゼロで
開業時に一括償却していた
なんてよくありがちなケースだとしたら...
 
1kmというのは郊外なら車で5分ぐらいの距離ですし
A店にとっては考えただけで恐ろしいですね
 
そうです、結局コインランドリーは
 
損益分岐点がとっても高い店をつくったら大負け
 
という商売なのです
損益分岐点が低ければ利用料金も下げられますので
競争力がある状態をキープできるのです
 
どんなに良い立地でも、至近距離に新店舗ができますと
必ず一定の影響を受けます
たとえ大型商業施設内であっても、
その周辺に競合店がベタベタできたら相当の影響を受けます
 
コインランドリーだけさっと使いたい方にとっては
大型商業施設の駐車場にわざわざ入りたくない場合もあります
 
いずれにしても競合店ができて当たり前という覚悟が必要です
そのような状態になるのが、過去の経験からわかっているため
ボーテFCでは
ロイヤリティや加盟金は一切頂戴しておりません
FC店舗の損益分岐点を限界まで下げるためです
 
 
しかし今後も
コインランドリーは増加の一途だと思われます 
他の商売もますます儲からなくなっているから
という理由もありますが
 
やはり「 機器メーカーや販売店の都合 」
 
といったことが挙げられます
1年中、事業説明会を開催して開業オーナーを募っています
参加された経験がある方も多いのではないでしょうか?
 
 
(まだリスクに興味がある方は以下をお読みくださいませ)
 
 
少し前にこんなことがありました。
ある地方都市でオープンの準備をしていたところ
200mしか離れていない場所でコインランドリーらしき工事現場が確認されました
 
よくある話なので、警戒しつつも、
他メーカーなら、不運な交通事故ぐらいの認識でした
弊社の仕入先であるメーカーA社の担当に聞いても、
 
さあ、私は特に何も聞いてないです。
どこのメーカーですかね~ぐらいの回答でした
 
ところが、後日、
弊社と同じ仕入先メーカーA社の、
しかも「同じ営業所」の、
なんと「別の担当者」が機器を搬入しておりました
 
唖然としましたね。
 
メーカーにとって、その出荷情報はもちろん秘密のため、
至近距離で競合することが事前にわかっていようが、
機器を卸す販売店や店舗オーナーにも、その情報を一切教えることはありません
事前に出荷情報を流すことはできないのです
 
ただ目の前の現実として、
 
不幸なコインランドリーオーナーが同時に2名誕生となりました 
これから長きに渡り、この2店舗は、同じ商圏内で、
限られたパイを取り合って
不採算経営もしくは採算ギリギリの経営を迫られるかもしれないのです。
どちらかが撤退するまで...
 
同じメーカーの
同じ営業所から
同じような場所に
同じような時期に
同じような構成で出荷し
同じようなオープンセールを実施
 
恐ろしいですね
長年この業界で仕事をしてますが、あまり記憶になかったので
ついにこんな時代になったか、と身につまされる想いでした。
 
この状況でメーカーの担当者から
 
オープンおめでとうございます!
 
なんて言われたらどうしようかと思いましたが
特に何も言われませんでした
さすがに「 このたびはご愁傷様です 」とも言いませんが
ただ「 申し訳ありません 」と丁重にお詫びをされました
そう言うしかないのでしょう
 
しかし、このようなケースが日本全国で増えていった場合、
 
銀行の融資審査も激辛になっていくと予測されますので、
本当に一括償却ができるオーナーしかできない商売
 
になるかもしれません。
しかも最近は、昨今のコロナ不況で先が読めず、
一括償却どころではないでしょう。
 
また、よっぽどの人口集積地でない限り、
コインランドリーには秋葉原や大須のような同業集積のメリットはほぼありません
お客さんは10kmも20kmも離れた場所からは来ません
 
しかもコンビニと違ってまだ生活必須業種には至っておりません
別にコインランドリーが無くても生活できます
 
機器販売益がしっかりある販売店だったら、
出店さえしてもらえば利益確定で良しですが
(オーナーは不幸ですが...)
 
ボーテFCはそのような仕組みではないため、
事前にわかっているのなら、よっぽどの理由がない限り
出店しないようお願いすることが多いですね...
 
それでもよく、
コインランドリーは利用率がまだ低いので将来性など期待できると聞いたが...
という話を、開業検討中のお客様から拝聴することもあります
 
その場合、
利用客が増える数倍のスピードで新店舗がオープンしている状態が今ですよ
とお応えしています
 
上記の例は、同じメーカーでしたが、
異なるメーカー同士ですと、
潰すために20m隣に
わざと出店したり、出店されたり
50m隣に同時期にオープン!なんて事例も多数あります
 
 
いかがでしたか?
少しはコインランドリー投資もそろそろ厳しいかもと思えませんか?
もちろん全否定はしません
以前に比べ、良い物件でもリスクはかなり上がっています
という意味です
 
しょせんコインランドリー、100円商売です
慎重に慎重にご検討くださいますよう、お願いを申し上げます
 
それでも興味をお持ちの場合は、
【フランチャイズ加盟】 のページをお読みくださいませ
 
 
 以上 開業リスクの説明とさせて頂きます
 
ボーテFC本部代表
山田  友貴